セルフID制についてのまとめ
マサチューセッツで2016年、公共施設へのアクセスを含むトランスの人々への差別を禁止する法案が可決。その後公共スペースでの性犯罪を調査した結果、「セルフID制を悪用した性犯罪が増える」は事実無根と判明。
「研究者たちは2016年に法案が導入される以前の最短2年間と法案可決後の期間のデータを分析し、マサチューセッツ内でトランスを受け入れる政策を実施した地域とそうでなかった地域の犯罪発生率を比較した。」
「研究は公共のトイレ、ロッカー室、更衣室における暴行、性犯罪、のぞき行為に関連するする刑事事件報告についての公式記録を調査してこれらの場所の安全性とプライバシー侵害を評価した。調査結果が示したのは法案可決後、これらの報告は減少したということだった。」
「この研究で判明したのはこのような法案の可決はこれらの場所での刑事事件の件数や頻度に関連がないということだ」
また、同じく、いわゆる「セルフID制」が採用された国々についてはこちら↓
「トランスの人々がセルフIDを許された時何が起きるか知りたければ、アイスランド、ポルトガル、マルタ、ノルウェー、デンマーク、ベルギーに行けばいい」 「女性限定スペースでの襲撃増加はこれらのどの国でも報告されていない。男性がトランスを装って更衣室やトイレに忍び込む傾向もないようだ」