最近あまり体調が良くない。だから気分の上がることをしようと思う。そう、あまり有名じゃないがお気に入りのホラー映画を紹介する、などである。
ではさっそく行きます。
1.「ワナオトコ」
予告編はこちら。
あらすじ
「ソウ」シリーズの脚本を手がけたマーカス・ダンスタン&パトリック・メルトンによるホラー。かつて金庫破りをしていたアーキンは現在は内装業者として真面目に働いていたが、元妻の借金を肩代わりするため、仕事を請け負った金持ちの邸宅に空き巣に入ることに。ところが、忍び込んだ邸宅には先に侵入者がいた。気づいた時にはすでにドアや窓は完全に封じられており、逃げ場を失ったアーキンは、謎の侵入者が仕掛けた無数の残虐な罠に怯えながら脱出を試みるが……。(映画.comより引用)
紹介
まず予告編にツッコミを入れると、アーキンさんは強盗じゃないよ!原文でも普通に「泥棒」と言ってます。あらすじからわかるように、昔は金庫破りをしてたんだけど今は真面目にやってるんですよアーキンさん。でも仕方のない理由があって金持ちの家に盗みに入ることになる。しかしそこにはやたら罠を張るのが好きなキラーが先に侵入していたのだった。どうするアーキンさん!ホラー映画史上まれにみる運の悪さと人の好さを誇るアーキンさんが頑張ります。演じるジョシュ・スチュワートが絶妙に薄幸そうな顔をしていて、余計に応援したくなるのでした。
ちなみに全然続編だとわからない「パーフェクト・トラップ」っていう邦題になってしまった続編もあるぜ!実は3も予定されていたのだがよくわからない理由で中止になってしまったらしく悲しいところである。
これが「パーフェクト・トラップ」の予告編だよ!一部ではクラブに仕掛けられた豪快なトラップが話題になったよ!日本版が発見できなかったのでオリジナル版。
2.「11:46」
予告編
あらすじ
精神科病棟で働く若い看護師カレン。彼女が乗り込んだ最終の地下鉄電車が惨劇の場と化した。生き残るべく必死の抵抗が始まるが……。イロナ・エルキン、ニコラス・ライト共演によるカナダ発クリーチャー・ホラー。(TSUTAYAディスカスより引用)
紹介
地下鉄というホラーと相性のいい舞台で、突如人を殺し始める宗教団体!人々は逃げまどい、反撃し、なんとか生き残ろうとするが…
これはボーイスカウトみたいな制服で人を殺し始める宗教団体の人々が不気味で本当に怖かったし、殺人の理由もいい。「28週後…」を観た後のような絶望感を味わえるよきホラーです。
ちなみに本作が評価されたモーリス・デヴュロー監督ですが、IMDBによるとこれ以降監督作がない様子。なぜだ…
3.「 スナッチャーズ・フィーバー 喰われた町」
予告編
あらすじ
恐ろしい「何か」に侵食された町に足を踏み入れた若者たちが体験する恐怖を、緊迫感たっぷりのリアルな映像で描いたカナダ製スリラー。映画学科に所属する4人の学生たちが、とある田舎町へ取材にやって来る。早速カメラを回しはじめるが、住民たちの様子がどこかおかしい。やがて学生たちは、恐ろしい力を持つ「何か」が世界を乗っ取ろうとしていることに気づく。出演は「コリドー」のマシュー・エイミオットほか。カナダのアトランティック映画祭で最優秀監督賞をはじめ4冠を獲得。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2016」上映作品。(映画.comより引用)
紹介
予告編にあるただ笑っているだけのレジ係の女性とか、少しだけどこかヘンで、でもどこがヘンなのかはよくわからない、みたいな不気味さ。映像がざらついて綺麗じゃないので余計リアルな感じに見えて更に怖いのです。予告編のこちらに後ろ姿を向けた女の子のシーンとか、怖くないですか?というかこの予告編が既にもう怖くないですか?本編は(当たり前ですが)予告編より怖いです。これもまたホラー映画ファンなら大好物なはずの絶望感を味わえる小さな逸品です。
ちなみに監督はこの映画の5年前に短編版も撮っており、いくつかのシーンは長編版にも登場します。この短編版がまた怖いんだよう。10分しかないのでぜひ。残念ながら字幕はなし。
というわけで、お気に入りの「あまり有名じゃないがおすすめのホラー映画」でした。第二弾もそのうちやるような気がします。それでは。